2009年4月18日土曜日

窮屈なエグゼクティブ

あるグローバル大手企業は、マネジメントの能力評価を経験とリーダーシップの観点で4段階評価し、外部から採用する際にもその尺度をあてはめ、中から昇進させるのとどちらがよい結果をうむかを判断する材料としています。
その評価内容をみると、経験においては「何カ国のマネジメント経験があるか」「PL責任の金額」など物差しが多数あり、またリーダーシップにおいてはコンピテインシーがたくさん規定されています。

さすがグローバル企業と思う反面、エグゼクティブたちは窮屈だろうなあと思ってしまいます。
規格を求めすぎると、規格外の人が生まれないのでは?
本田宗一郎さんのようなケタ違いな人は、規格からは出てこないでしょう。

世の中が、革新よりもマネジメントゲームになってきているように感じてしまいました。

2009年4月5日日曜日

プロフェッショナルのリタイア

同僚であり大師匠であるJTさんがリタイアされました。
ノルマ(?)證券で18年、サーチ・コンサルタントとして20数年。

Next Chapter のスタートです。
これからは、一線を退いたのちもまだまだ世のために活躍できる人たちをネットワークしていく活動をされるとのこと。
プロフェッショナルとして、ライフワークを追求していかれるJTさん、お疲れ様でした!
そして、これからも良きロールモデルであり続けてください。
プロフェッショナルたちには、ロールモデルが必要なのですから。

2009年4月4日土曜日

敗軍の将は兵を語らず

プロフェッショナルサービスは、クライアントの評価がすべてです。
どんなに自分では完璧と思っても、クライアントが満足しなければNG。
自分では至らないと思っても、クライアントはハッピーであればOK。

これまでのコンサルタント人生でも、「金を払わない」と東証一部上場(!)企業に言われて苦労したり、顧客満足度調査で「満足しているけど、慢心されると困るから平均点をつけておく」という理由で社内的には要対応となる点数をつけられ、外人上司に糾弾されたり、いろいろありました。

最近、「金を返せ」という事態となった案件があり、さすがにこれははじめての体験でした。
Client First.
一歩ずつ切磋琢磨してサービスレベルを上げていくことで応えたいと思います。

「〇〇〇はつらいよ!」