2008年9月15日月曜日

先行き不透明なときの経営判断

2007年夏に表面化したサブプライム問題は、その後1年さらに猛威をふるい、ベアスターンズに続いてリーマンブラザーズものみこもうとしています。
今回の金融不安は、2002年から2003年を思い出させます。(つい5-6年前ですね)

前回は、2001年9月11日の同時多発テロから急激に世界経済が落ち込みました。
そのころはA社でパートナーの一員でした。
それまでのめざましい成長は頭打ちとなり、先行き不透明というより真っ暗になりました。
A社は、いろいろな手を打ちました。
  • パートナーの自発的な長期休暇(1年程度)
  • パートナーのBaseをさげるとともに、Bonusはプールし、パートナー以下から優先的に支払、期末に業績目標に達している場合にパートナーにも支給する
  • 一部の事務所(NYなど)でLow Performerをレイオフ(パートナーを含む)

パートナーになって数年目だったので、「パートナーって、割りを食うなあ」と思うと同時に、「次世代をまもる」というパートナーシップの醍醐味を感じました。

今回の危機によって、これまで絶好調だったいろいろなPSFが、先行き不透明となったとき、どのような経営判断を示すのか、興味深いところです。

もちろん、私がいまいるS社についても同様です。

いずれ、ふりかえってみたいと思います。