2009年4月18日土曜日

窮屈なエグゼクティブ

あるグローバル大手企業は、マネジメントの能力評価を経験とリーダーシップの観点で4段階評価し、外部から採用する際にもその尺度をあてはめ、中から昇進させるのとどちらがよい結果をうむかを判断する材料としています。
その評価内容をみると、経験においては「何カ国のマネジメント経験があるか」「PL責任の金額」など物差しが多数あり、またリーダーシップにおいてはコンピテインシーがたくさん規定されています。

さすがグローバル企業と思う反面、エグゼクティブたちは窮屈だろうなあと思ってしまいます。
規格を求めすぎると、規格外の人が生まれないのでは?
本田宗一郎さんのようなケタ違いな人は、規格からは出てこないでしょう。

世の中が、革新よりもマネジメントゲームになってきているように感じてしまいました。