整理して考えてみると、
- コンサルタント会社に入ると、しばらくは見習いでもいいが、やがて自分でクライアントを開拓し、サービスを売り、高品質で提供する役割になる。多かれ少なかれ、クライアントはそのコンサルタントに頼みたいと思って発注するので、自分のブランドをつくることも大事になる。
- ブランドができて、クライアントに信頼され、自分の信じるサービスを提供できる状態をつくれれば、これほど楽しいことはない。
- 逆に、ただのワーカーになってしまうと、将来展望もなく、きわめて不安定な状況におちいる。
ということで、一生の仕事になり得るかというと、ひとえに向き・不向きによるように思います。
そういえば、超トップブランドの戦略コンサルティングファームに20年いた人が、「日本のコンサルティング業界がダメなのは、コンサルティングを事業会社のマネジメントになるための経由地としか考えていない人ばかりで、この業界でずっとやろうという人がいないことだ。」と言っていました。
ロールモデルが少ないということも、表題の疑問につながっていることでしょう。