2009年8月22日土曜日

事務所の混み具合がビジネスの具合を語る

コンサルティング会社のように、お客様のところに行ってClient Facingで仕事をしていることがCore Businessとなっている会社のビジネスが好調か不調かは、その会社の事務所をのぞけばすぐにわかります。
客先で仕事をしていれば、日中に事務所にいることはまずありません。
したがって、事務所が社員でいっぱいというような会社は、稼働率が低く、プロジェクトが少なく、売上も停滞し、ビジネスは不調ということになります。

という話をしていたら、相手の方が「うちの営業も、どういうわけか会社にばかりいて、人であふれているんですよ!」と言っていました。
そうか、営業の強さ・好調さをはかる方法にもなるのかもしれませんね。

2009年8月15日土曜日

Door Open

A社に入社したのは1990年。
ひたすら緑色の表紙の英語の研修教材を来る日も来る日も読みました。
表紙には、重厚なドアが開いている絵が書いてあります。
1ヶ月半ほど日本でその教材を終えてから、シカゴ郊外の広大な研修センターで3週間缶詰です。
そこには、緑色の教材の表紙にあったドアの実物(?)が、やはりドアが開いた状態でおいてあります。

そのときは、なんとなく「この会社では、ドアが開いているということが大事なのだな」ぐらいに思っていました。
その後、プロジェクトに配属されて、自分の会社のオフィスに戻ることは滅多にないのですが、戻ると個室をもつパートナーたちの部屋は、会議中でなければドアが開いています。
「いつでもドアが開いているから、Think Straight, Talk straightで入って来なさい」というオープンな社風でした。
その後、会社の拡大とオフィスレイアウトの変更、緑色の教材がコンピュータにとってかわられる、などの時代の流れの中で、Door Openのカルチャーが必ずしも中心にあり続けたわけではありません。

しかし、社会人としての原点がそこにあるので、Door Open Cultureは大好きだし、プロフェッショナルサービスファームには必要な文化だと思います。

あのドアが開いているマーク、自分でなんとか見つけたいのですが、出てきません。