2008年6月27日金曜日

7人の女○○士?

5歳の次女が、保育園で将来何になりたいか?というコーナーに「7人の女弁護士になりたい」と書いていました。
幼児にも、テレビドラマでの颯爽とした女性の姿が格好良くうつるのでしょう。
ふと、女性で固めたプロフェッショナル・ファームはどうだろうかと考えました。
たとえば、「7人の女コンサルタント」のいるコンサルティング会社。
すでにあるかもしれませんが、これはこれで、独自色というか独特のオーラを出せそうです。
テレビドラマのように颯爽とした女性プロフェッショナルで固めた会社が出現したら、案外脅威になりそうです。

2008年6月21日土曜日

Connected

月曜日に、ある件で約束のあった方に会いに行くと、別件の話が急に入り、彼の上司もUSから電話で参加して急遽の打ち合わせ。急展開で話が進んで、かなり面白い案件になりました。

グローバルに物事がダイナミックに進んでいく渦中にいると、なかなか快感です。

大先輩コンサルタントが、"We are connected."と言っておられましたが、まさに至言。
国や会社をこえて、Connectedというのはおもしろい状況です。
プロフェッショナル・サービスの醍醐味のひとつでしょう。

2008年6月8日日曜日

多種多様の楽しさ

プロフェッショナルサービスファームの楽しさは、そこにいるプロたちが多様であることです。
まずわかりやすいのは、国籍・人種・文化の多様性です。
お互いを認めてチームとしてのパフォーマンスを発揮するには、いろいろなチャレンジがありますが、その楽しさもひとしおです。

いまいる会社では、それに加えて年齢・年季の多様性の楽しさも味わっています。
60歳半ばぐらいで、ばりばりの現役としてHands Onでプロジェクトをこなしている大先輩など、大きな刺激をいただきます。
プロには年季も必要なのだなあ、などと実感します。

しかし、自分がその年代になったときにあれほどシャープにやれるかというと・・・。がんばります!

2008年6月7日土曜日

怒るは愛

親として、こどもにはついガミガミ言ってしまいます。
「もっと目を離して本を読め」
「姿勢を正せ」
「歯をよく磨け」
「外で遊べ」

自分で自分が嫌になるほど、あれこれ言います。

職場でこれと同じようにガミガミ言えるかというと、どうしても遠慮しがちになります。
「部下に嫌われたらいけない」
「ここで短所を直せずに成長しなくても、所詮は彼・彼女の人生だから知ったことではない」

こどもへの愛と同等のものをもてないとこうなります。

一方で、文章の書き方から服装のあり方までうるさく言う上司がいます。
愛があってありがたいことです。

プロフェッショナルサービスでは、この関係はさらに対クライアントにも発生します。
「耳に痛いことをいうコンサルタント」は、自分たちに愛をもって真剣に取り組んでくれている場合もあるということです。
「業者のくせに生意気な」とカチンときているようでは、プロの力を使いつくすことはできないでしょう。
愛にこたえようと、まずはやってみる。まさにプロとプロの真剣勝負になります。

もっとも、ただ性格がゆがんでいて辛辣なだけの人もいますので、見極めは難しいですよね。

2008年6月4日水曜日

リーダーの哀愁

これまでのクライアントの中で、当然ながらいろいろな人がいました。
大組織の中で、男気のある人(女性の方、ごめんなさい)、筋を通す人はそう多くはありません。

振り返ってみると、こちらが感動するような人格をもっている人は、悲しいことに必ずしもそれに見合った処遇に恵まれているわけではありません。

リーダーとして、愛をもって部下に接し、能力的にもすばらしいものを見せたKさんはプロジェクト後に会社を去りました。
社内の混乱でプロジェクトが遅延しつづけ、リーダーとして「生き恥をさらすようだ」と思いながらも最後まで見届けて潔く去ったTさん。プロジェクトの遅延を部下に伝えるときに涙を流してすまながった人です。

人間の高潔さと、世間のみる成功とは、必ずしもリンクしないという現実が、そこかしこにありました。
リーダーの高潔さが報われるケースが1つでも増えてほしいし、そのためにプロとして貢献していきたいものです。