2009年12月5日土曜日

ふるさと

A社のときに一緒に働いたりした人たちの飲み会に呼ばれました。
15年ぶりぐらいに会った人も何人かいて、幸せなひとときを過ごしました。

15年ぶりに会っても、いまこの瞬間にも同じプロジェクトでやっているような感覚。
きっと自分にとってのふるさとだからなのでしょう。

A社では、よく「ふるさとジョブ」といっていました。
新人としてはじめに配属されるジョブ(プロジェクト)。
右も左もわからないので、四苦八苦し、上司にしごかれ、ハードワークし、クライアントに鍛えられ・・・。
まるで軍隊ですが、ラーニングカーブは急上昇、同じ苦労をした仲間とは格別の関係です。
その後、いろいろなプロジェクトもしくは会社に巣立っていくわけですが、困難があってもふるさとジョブの苦労を思うと自然に乗り越えられたりします。

会社にしても、ふるさと会社という感覚です。
キャリアの最初の会社。
ここで、どれだけ鍛えられ、苦労し、成長し、仲間をつくるか。
ふるさと会社に恵まれるか、また自分で恵まれたと言える状況をつくるか。
プロフェッショナルの人生は、ふるさと会社によって大きく変わるように思います。

私自身は、A社というふるさと会社に、ただただ感謝あるのみです。